今回は”コスパ最強“USBコンデンサーマイク「FIFINE K669B」をレビューします。
- ここが良かった!
-
- コンパクトでシンプルなデザイン
- 価格が安い
- USB接続ですぐ使える
- ここがイマイチ。
-
- スタンド高さ調整ができない
- FIFINE K669B はこんな人にオススメ
-
- オーディオインターフェースなど余計な機材を使いたくない
- マイク特有のゴツゴツしたデザインが苦手
- お金をかけずに最低限の音質を確保したい
“高さ調整ができない”などスタンド機能面でやや不足を感じるものの、音質面では一般的な使用用途において十分合格ラインに達しています。
少なくとも今、MacBook内蔵マイクやイヤホンマイクを使っている方は「FIFINE K669B」に変える事で音質は確実に向上します。
- MacBookAir内蔵マイク
- Apple純正イヤホン
- ✔︎ FIFINE K669B
この記事では「FIFINE K669B」のメリット・デメリットを、ネット上の口コミも含めて詳しくレビューしていきます。
初めてのマイクに最適です!
FIFINEってどんなブランド?
最近Amazonでよく見かけるマイクブランド「FIFINE」。多くのYouTuberが絶賛してますが、実際どんな会社が運営していのでしょうか。
FIFINEは中国・深圳(シンセン)のマイク専門ブランド。運営会社は「深セン迅維技術開発有限公司」。
2005年に設立された歴史ある会社で、もともとはOEMを受注する製造会社でした。
2015年に自社ブランド「FIFINE」を立ち上げ、コンデンサーマイクK028を発売。
2016年にはUSBデスクトップマイクK668がアマゾンベストセラーに選ばれる。
その後も低価格で高品質なマイクを数々発売し、そのほとんどがアマゾンチョイスに選ばれるなど、今では「高コスパのマイクブランド」として認知されています。
会社HPも綺麗に仕上がっているので安心ですね!
FIFINE K669B スペック概要
そんなFIFINEから2017年に発売されたUSBコンデンサーマイクが「FIFINE K669B」です。
- 特徴① USBですぐに使える
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USBをパソコンに差し込むだけですぐ使えます。オーディオインターフェイスなど他の機材は一切不要。
- 特徴② コンパクトなデザイン
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他社製品と比較しかなりコンパクト。デスクの上がスッキリします。
発売から5年が経った現在も人気で、FIFINEのロングヒットセラー商品になっています。
ブランド | fifine(ファイファイン) |
型番 | K669B |
カラー | 5色 |
タイプ | USBコンデンサーマイク |
指向特性 | 単一指向性 |
周波数 | 20Hz-20KHz |
SN比率 | 78dB |
マイクコード長さ | 180cm |
大きさ | (幅)12.5cm×(奥行き)12.5cm× (高さ)20.5cm |
重さ | スタンド利用時:350g スタンド未使用:247g |
保証 | 12ヶ月 |
価格 | 4,599円 前後 |
カラーラインナップも豊富です。
FIFINE K669B 開封レビュー
コンパクトな外箱。
中身はスポンジで包まれ、綺麗に保護されています。
付属品
付属品はこのとおり。
- 説明書
- スタンド
- 本体
順番に紹介します。
- ・説明書
-
日本語で設定方法が記載されていて、初心者でも安心してすぐ使えます。
- ・スタンド
-
折りたたみ式のスタンド。三脚タイプで安定性抜群。
- ・本体
-
本体には長さ180cmのケーブルがついている。
差し込み口はUSB-Aタイプ。
デザインと質感
無駄な装飾のないシンプルなデザイン。どんなデスク環境にもマッチするはず。
意外にも指紋は付きにくく、使い勝手も良さそうです。
正面にはゲイン(入力音量)を調整するつまみがあります。
ゲインのつまみは目分量で10%〜20%がオススメです。
イヤホンジャックなど音声を出力する機能はありません。
ケーブルは本体一体型となります。
とにかくシンプルで初心者にとっては使いやすい。
サイズ感
高さはスタンド利用時で約20cm。
スタンド高さの調整はできないです。
実際にデスクに設置してもコンパクトなのがわかります。
接続方法
USB-A端子をPCに接続します。なおMacBookなどのUSB-C端子に接続する場合は、ハブや変換アダプタが必要となります。
USB-C端子だったら良かったなぁ。
Macでの設定方法
ここではMacOSでの設定方法を解説します。
名前は僕の場合、「USB PnP Audio Device」となっていました。
FIFINE K669B 使用感レビュー
2週間使ってみての正直な使用感です。
音質(MacBookAir内蔵マイクと比較)
MacBookAir内蔵マイクと比べると、確実にK669Bの方が高音質です。
使用用途はYouTube動画の音声録音とWEB会議でしたが、音声が非常に聞き取りやすくなっています。
MacBook内蔵マイクは声の反響が少し目立ちますが、FIFINEのK669Bは声がくっきりと聞こえ、高音と低音のメリハリのある音質なのがわかります。
- MacBookAir内蔵マイク
- Apple純正イヤホン
- ✔︎ FIFINE K669B
WEB会議でも好印象!
正しい使いかた・設定
周囲の音を拾わないようゲインのつまみを適切に調整します。
- ゲイン100%
- ゲイン50%
- ゲイン0%
集音声が高い傾向にあるので、使い方としてはマイクを口元になるべく近づけ、ゲインのつまみを10%〜20%に抑えましょう。
ホワイトノイズ(サーっと言う音)については、全く気にならないレベルです。
ズーム・オンライン会議
ズームやオンライン会議については、機能性でちょっと物足りなさを感じるかも。
なぜなら、ミュートボタンが非搭載なのと、イヤホンジャックが付いていないからです。
とは言え、ミュートはPCでON・OFFを簡単に切り替えできるし、イヤホンもPCに繋げば問題ありません。
余計な装備を付けず、音質とコスパを重視したモデルですね。
ゲーム実況・画面収録
ゲーム実況・画面収録については、マイクアームを使用すると良いでしょう。
「FIFINE K669B」は単一指向性でありますが収音性は高く、キーボードの打鍵音を拾います。
下のような状況で、タイピングをしながら音声を収録してみました。
- ゲイン100%
- ゲイン50%
- ゲイン20%
一般ユーザーはゲインを20%程度にすれば問題ないですが、ゲーム配信者などはマイクアームなどを使ってキーボードとの距離を確保すると良いでしょう。
ASMR
ASMRの収録にオススメです。
「FIFINE K669B」はMacBook Airに比べ低音を綺麗に収録できるで、ASMRではより臨場感のある音が収録できます。
FIFINE K669B ネット上の口コミ・評判
- 平均評価:4.2 点(5点満点)
- レビュー件数:2,476 件
出典:Amazon (2024年11月時点)
- 平均評価:4.8 点(5点満点)
- レビュー件数:5 件
出典:楽天 (2024年11月時点)
アマゾン、楽天、ともにレビュー評価は非常に高いです。特にアマゾンにおいてはレビュー件数が2,000件もあるので信憑性は高いでしょう。
FIFINE 他のモデルと性能比較
FIFINEモデル別で性能や価格を比較していきます。
FIFINEモデル別比較
FIFINEを代表する人気モデル「K670」「K678」と比較します。
商品 | 特徴 | 価格 | 発売日 | 指向性 | 周波数 | 感度 | 最大SPL | S/N比 | 寸法 | 重量 | ミュートボタン | 高さ調整 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
K699 | 価格が安い 高さ調整ができない | 4,599円 | 2017年9月 | ・単一指向性 | 20Hz-20KHz | -34dB±30dB | 130dB | 78dB | φ47.3mm 高さ225mm | 本体 318g スタンド使用時 399g | × | × |
K670 | 高さ調整できる スタンドが重い | 5,899円 | 2017年12月 | ・単一指向性 | 50Hz-15KHz | -46±3dB | 120dB | 66dB | 高さ80-242mm | φ47.0mm本体 293g スタンド使用時 628g | × | ○ |
K678 | デザインがお洒落 マイク性能が優秀 ミュートボタ搭載 高さ調整ができない 価格が高い | 8,900円 | 2020年6月 | ・単一指向性 | 40Hz-20KHz | -45dB±3dB | 130dB | 85dB | φ60.0mm 高さ200mm | 本体 428g スタンド使用時 711g | ○ | × |
- 指向性
-
音声を拾う方向
- 周波数
-
音声を拾える周波数の範囲。広い方がいい。
- 感度
-
低い方が感度が高い。
- 最大SPL
-
この値を超える音が入ると歪む
- S/N比
-
高いほど雑音が少ない
マイク性能は若干異なるものの、実際の使用感において差はあまりないかなと。
決め手は「ミュートボタン」「高さ調整」の機能面と「デザイン」、「価格」になります。
以前K678を使用した事がありますが、こちらは価格が高い分やはり音質は驚くほど良かったです。
FIFINE K669B レビューまとめ
以上が「FIFINE K669B」の使用感レビューでした。まとめます。
- ここが良かった!
-
- コンパクトでシンプルなデザイン
- 価格が安い
- USB接続ですぐ使える
- ここがイマイチ。
-
- スタンド高さ調整ができない
- FIFINE K669B はこんな人にオススメ
-
- オーディオインターフェースなど余計な機材を使いたくない
- マイク特有のゴツゴツしたデザインが苦手
- お金をかけずに最低限の音質を確保したい
コストパフォーマンスが一番の魅力。手軽にサクッと高音質な音声を収録したい人にとっては最適のコンデンサーマイクです。
USB接続ですぐ使えるのはかなり魅力的ですよね。
手軽にサクッと使えるのが一番の魅力です!
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