WH-1000XM5 レビュー | 1ヶ月使ってわかったメリット・デメリットを徹底解説!

SONY最新のフラッグシップヘッドホン「WH-1000XM5」1ヶ月の使用感レビューです。

ここが良かった!
  • 低音効いたパワフルな音質
  • ノイキャン最強
  • 電池持ちがいい
  • アプリのイコライザー設定が豊富
  • タッチ操作が使いやすい
ここがイマイチ。
  • 折りたたみできない
  • 指紋つきやすい
  • パッド内部のスポンジが耳に当たる
  • 電源ONOFFのボタン長押しが不便
  • 外音取り込みの音量が小さい
WH-1000XM5はこんな人にオススメ!
  • 音質をカスタマイズして楽しみたい人
  • EDMなど低音効いた音楽が好きな人
  • 電池持ちを重視する人
  • 耳が大きくない人
  • 外音取込よりノイキャンをよく使う人
価格

54,000円 前後

点数をつけるなら100点満点中75点くらい

ノイキャン性能や電池持ちなどメリットも多かったのですが、デメリットも結構ありました。

デメリットで特に気になったのが装着感。パッドが浅く内部のスポンジが耳と接触するため、耳の大きい私には装着感がイマイチ合いませんでした。

耳の大きい人は一度家電量販店などで試着してみる事を強くオススメします。

この記事ではWH-1000XM5を1ヶ月ヘビーに使ってみてわかったデメリット・デメリットを、正直にレビューします。

YouTubeでもレビューしてます↓
目次

WH-1000XM5 概要

カラーは2色(ブラック、プラチナシルバー)
メーカーSONY
型番W-1000XM5
ドライバーユニット30mm
重量約 250 g
充電時間約3.5時間
充電方法USB-C
電池持続時間
(連続音声再生時間)
ノイキャンON:30時間
ノイキャンOFF:40時間
最大通信距離10m
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
付属品・専用ケース
・USB-C to A 充電ケーブル
・3.5mm有線ケーブル
価格¥59,400-(定価)

前作から約1万5000円の値上げ

まず初めにデメリットとして、価格が高いです。

前作モデルと発売当初の価格を比較すると約1万5000円値上がりしてます。

とはいえ世間的に物価自体が高騰しているので、このあたりはしょうがないと思います。

ちなみに他メーカーのライバル製品とアマゾン価格で比較するとこんな感じ。

こうして比較してみると、「まあ妥当かな?」とも思えますね。

とりあえずAirPods Maxが高すぎなのと、ゼンハイザーがいい感じに安くなってますね。

ソニーストアの決済バグに注意

私はソニーストアにて定価(49,500円)の10%オフ44,500円+送料380円の44,880円で購入しました。

現在は定価59,400円になってます。(2023年7月)

価格だけで見ればアマゾンなどECサイトの方が安いですが、保証期間が違って、通常1年のところソニーストアだと3年ついてきます。

注意点として、このソニーストア、決済でたまにバグが発生します。

ペイペイ支払いで購入しのですが、金額が引き落とされたにも関わらず注文が通っていないエラーが発生しました。

金額が金額なだけにめっちゃ焦りましたが、1時間後に自動的にペイペイ残高に返金されました。

ブラウザ環境が悪かったようで、他のタブを全て閉じると無事注文できました。

このような決済エラーが発生した場合、遅くとも2時間以内では自動的に返金されるみたいです。何かトラブった際は、カスタマーサービスに問い合わせるとチャットで丁寧に対応してくれます。

WH-1000XM5 開封レビュー

付属品

続いて付属品の紹介です。

付属品一覧
  • 説明書・保証書
  • キャリングケース
  • USB -C to A 充電ケーブル
  • 3.5mm 有線コード

順番に見ていきます。

説明書関係は小包にコンパクトに収められてます。

保証書もついてますが、修理の際はレシートや領収書の方が重要との事で、ぶっちゃけこの保証書はあってもなくてもいいらしい。

キャリングケースはファブリック素材(布製)。

本体カラーによってケースの色も異なり、ブラックに付属するのはグレーです。

中には充電コードや有線ケーブルを収納するスペースがあります。

ヘッドホンを入れてない状態の場合、2/3ほどに薄くできます。

充電用のUSB-C to A ケーブルは長さ約20cm。アダプタは付属しないので自身で用意する必要があります。

個人的にC to C ケーブルだったら良かったなぁ

有線ケーブルは長さ120cm。程よい長さで普段使いには最適な長さ。片方だけL字。

航空機プラグは今回からは付属しません

とはいえ、最近ほとんどの飛行機が3.5mmオーディオジャックに対応しているので、特に問題ないかと。

個人的にはどのみち使う機会無かったので、ケースの占有スペースなど考えると無くなって良かったです。

デザインと質感

2年前に発売された前作のWH-1000XM4から一変して、WH-1000XM5はスッキリしたデザインになってます。

(左)WH-1000XM4 (右)WH-1000XM5

ハウジングは丸みを帯びて継ぎ目が少なく、アーチ部分も細くスタイリッシュです。

個人的にこのデザインはとても好印象。

と言うのも、AirPodsMaxBoseNoiseCancellingHeadphones700はちょっとデザインが個性的すぎて、外で使うには目立って若干恥ずかしいからです。

(左)AirPodsMax (右)BoseNoiseCancellingHeadphones700

WH-1000XM5は流行の丸みを帯びたデザインを取り入れてつつも、従来の面影もしっかり残っています。癖が強すぎる事も無いので、どんな服装にでもマッチすると思います。

また、前作までは折り畳んでコンパクトにできましたが、今回は折り畳み不可となってます。

(左)WH-1000XM3 (4も同じ) (右)WH-1000XM5

この点についてデメリットとしてあげる方もいますが、個人的には全然気にならないです。

実際カバンに入れても占有面積をとっている感じは特になく、むしろデザイン的に接合点が減ってスッキリしたので良かった。

A4サイズのカバンに収納したイメージ
本体が薄型なので、カバンを閉じても重ならない

ハウジングの質感はマット調で、少しラバーっぽいというか、しっとりした肌触り。

設計も全体的に継ぎ目が少なく角がないので、手に持った感触はとてもいいです。

デメリットとしては、手垢がつきやすい事です。

個人的には全然許容できる範囲内ではありますが、綺麗好きな方は結構気になるかもしれません。

1日1回はフロスなどでメンテナンスした方がいいかも

ハウジングは外向きに90度回転する仕様で、置いた状態から手に取ってそのままスムーズに装着できます。

内側にも45度回転するので、首にかた時にハウジングの硬い部分が体に当たることはないです。

パッドを下に置いた状態から手に持って
そのまま装着できる
首にかけるときは更に内側に45度回転させる

サイズ・重量

サイズ (cm)重量 (g)
本体21 × 19 × 5249
ケース23 × 20 × 6289
本体+ケース23 × 20 × 6537

本体重量は249gと軽量

実際に手に持つと「軽っ」と感じます。

これは他メーカーのライバル製品と比較しても、ひとまわり軽量です。

サイズもコンパクトで、A4サイズのPCカバンにも余裕で収まります。

A4サイズのカバンに収納したイメージ

厚さもわずか5cmなので、重ばることもありません。

横から見てもコンパクトなのがわかる

ただ、ケースについては重く、またサイズも大きいです。

A4サイズのPCカバンには入りません。

ケースは巨体かつ重い

一般的なリュックサックにはまあ収まりますが。。。

リュックサックには一応収まるが。。

結局私の場合、外出の際はケースを使わず本体を裸で持ち運んでます。

操作方法

物理ボタンは二つと、かなりシンプルな設計。

右耳ハウジングはタッチ操作対応で、音量や曲順スキップなどができます。

本体操作
  1. 3.5mmオーディオジャック
  2. 電源ON/OFF(2秒長押し)、ペアリング(5秒長押し)
  3. ノイキャン/外部音取り込み/オフ 切り替え
  4. USB-C充電
  5. タッチパネル

WH-1000XM5 使用感レビュー

実際に1ヶ月使ってみての使用感レビューです。

音質

音質については、低音が強くてパワフルです。

低音が強すぎると感じる人は、専用アプリのイコライザーでBASSを2〜3ほど小さくするとちょうどいいと思います。

低音(BASS)は20段階で調整可能

中音域や高音域、音の広がりについては”まあ普通にいい”って感じです。

2世代前のモデルWH-1000XM3からの買い替えでしたが、正直、体感で特に大きな変化は感じませんでした。

今回のWH-1000XM5が良くないと言っているわけではなく、WH-1000XM3の時点で完成度が非常に高かったからです。

Bluetoothコーデックについては、iPhoneのAACでも普通に高音質です。

少なくともAirPodsProよりは格段に高音質で、iPhoneユーザーにも全然オススメできます。

LDAC接続ができないからと言って、購入を躊躇する理由にはならないかと思います。

また、音質にこだわる人は有線接続で聞くのがオススメ。音質が段違いに向上します。

初めて有線で聞いた時は、正直感動を覚えるレベルでした。音の広がりが明らかにクリアになって臨場感が凄まじいです。

数字で例えるとBluetooth接続が音質100だとすると、有線接続は体感130くらいには向上します。

ちなみに電源OFF状態(バッテリー切れ含む)での有線接続は音質めっちゃ悪くて、数値にすると40くらいに激減します。

ノイキャン

ノイキャン性能は評判通り最強でした。

喫茶店で使ってみましたが、換気音などの騒音が完全にかき消され、とても仕事に集中できました。

モノレール内での使用でもガタンゴトンといった騒音が見事にかき消されます。

あとモノレールで使ってて気になった点がひとつあって、騒音は綺麗に消えるんですけど、アナウンスの声やベルなど重要な音は若干入ってくるのです。

これは、「消したいけど技術的に消せない」のか、または「あえてそういう仕様にしているのか」はわかりませんが、もし後者ならすごい技術だと思います。

外部音取り込み

外音取り込みは音質はいいが、音量は小さいです。

私の場合ですと、お茶碗洗いなど家事をしている時によく使います。

ただ、取り込む外部音量が小さくて、必然的に流している音楽も小さくする必要があります

普段iPhoneの音量70%くらいで音楽を聞いますが、外部音取り込みで使う場合は10〜20%くらいまで音量を下げて使ってます。

ちなみに外部音量レベルは専用アプリから20段階で調整できるのですが、MAXの20にしてこんな感じです。

電池持ち

電池持ちは神です。

3.5時間のフル充電で40時間再生可能。前作モデルは38時間だったので、2時間アップしてます。

急速充電にも対応してて3分の充電で3時間再生できます。

試しに実験として、バッテリーゼロの状態から20秒だけ充電してみたのですが、30分再生することができました。

またフル充電にして1日2時間程度使用したところ、1週間もちました

電池持ちは非常にいいと思います

装着感

装着感は個人差あり。耳の大きい人は要注意。

と言うのもパッドが浅いため、耳の大きい人は装着した時に内部のメッシュが耳に接触します。

パッド自体も柔らかいので、ペターとなって肌との接着面積が大きいんです。

パッドが浅い

なので、包み込む感じではなく面で密着するイメージになります。

この装着感が個人的に合いませんでした。

なので、耳が大きい人は、一度家電量販店などで試着してみることをオススメします。

以前使っていたボーズノイズキャンセリングヘッドホン700はパッドに深みがあって、内部のスポンジが耳に接触することはありませんでした。

以前使っていたBoseのノイズキャンセリングヘッドホン700はパットに深みがあった

締め付け感についてはちょうど良いです。強いか弱いかで言ったら、弱い方に入ると思います。

サイズ調整については無段階で細かい微調整が可能となってます。

最小
最大

パットの素材はしっとりしたソフトレザーで、見た目は「いかにも合成レザー」って感じで高級感は正直ありません。

パッドの密着感については完璧で、音漏れはほぼ無いといってもいいレベルです。

友人に装着してもらって隣で聞いてみたのですが、全然聞こえませんでした。

図書館のような特別静寂な場所でない限り、音漏れの心配はないです。

操作性

操作性で気になったデメリットが、電源ONOFFの2秒長押しが不便という事です。

普段使っているAirPodsは装着した瞬間自動的に接続するので、それに慣れてしまってこの2秒長押しが面倒臭く感じてしまうんです。

しかもこのボタン、5秒長押しするとペアリングモードになるので、2秒ー5秒の間でちょうど離さないといけないんです。

短すぎてもダメで、長すぎてもダメ。

ちなみに以前使っていたbose noise cancelling headphone700の電源ONOFFはボタン長押しではなくワンタップだったので、使い勝手は確実にボーズが良かったです。

操作性のメリットとしては、タッチ操作が便利という事です。

右耳ハウジングはタッチ操作に対応

上下スワイプで音量調整。一回のスワイプにつき1段階づつの調整で、音量が不意に急に大きくなりすぎる心配もありません。

左右スワイプで曲順スキップと戻る。YouTube対応で、広告スキップや次の動画に進むこともできます。

ダブルタップで再生、一時停止となります。

このタップ操作は普段使いで非常に助かっています。例えばお茶碗洗いなどで手が塞がっていても、手の甲でサクッと操作できるのでとても助かります。

タッチ操作使わないよって人はアプリでオフにすることも可能。

マルチポイントにも対応し、2台のデバイスを同時Bluetooth接続できます。

私はMacBookとiPhoneの2つを登録しています。

接続を切り替えたり解除したりしなくとも、自動的に音声が流れているデバイスに切り替わります。

例えば、PCでユーチューブを聴きながら仕事をしている最中に、スマホにかかってきた電話をそのままハンズフリーで着信することができます。

クイックアテンションモードは右耳のハウジングを手でつつむことで一時的にミュート状態にすることができます。手を話すと解除されます。

一時的に誰かと会話したい時や、外の音を聞き取りたい時に利用します。

最初この機能を知った時、内心「いや、ヘッドホン外した方が早くね?」と馬鹿にしてたんですが、実際使ってみてあまりの反応の速さに衝撃を受けました

タイムラグはゼロ秒と言っても過言ではなくて、手をかざした瞬間、いや、手をかざす挙動を示した瞬間に切り変わると言った方が正確かもしれません。

外部音取り込み機能があるといっても、音楽を聴きながらだとやはり小さい音は拾えないので、このクイックアテンションモードはとっさの時に助かります。

接続の安定性

接続は正直いいとはいえません。

電源を入れてから接続まで早くて5秒、遅いときは10秒かかります。

普段使っているAirPodsProは1秒ほどで接続されるので、それに慣れてしまってこの5秒〜10秒の時間がすごく長く感じてしまいます。

ただ一度接続すると途切れることはありません。

遅延については、やはり若干ありました

YouTube動画視聴や動画編集などでは気にならないですが、ゲームだと遅延しているのが明確にわかります。

アプリの設定で接続方法を「音質優先」から「接続優先」に変更しても遅延は変わらずありました。

なので、APEXなど瞬間的な判断が必要なゲームには有線接続は必須だと思います。

アプリ性能

アプリのイコライザー調整は非常に優秀です。

BASS(重低音)を20段階で調整できる他、低音や高音も細かく調整できます。

カスタマイズが楽しい

JPOPやKPOPをよく聞く人は中音域を強調したり、EDMが好きな人はBASSを強調したりと、好みの音楽ジャンルに合わせて自由にカスタマイズできます。

以前使っていたBOSEはアプリのイコライザー調整がBASS調整のみで面白みに欠けていたました。

ソニーはアプリが非常に優秀だと思います。

DSEE ExtremeをONにすると、圧縮された音源をハイレゾ相当にアップスケーリングできます。

ただ、ONとOFFを集中して聴き比べてみたのですが、正直素人の私には違いが余りわかりませんでした。

消費電力も結構食うみたいなので、基本OFFにして使ってます。

WH-1000XM5 ネット上の口コミ

価格.comでの口コミ・レビュー評価を調べてみました。

価格.comの評価
  • 平均評価:3.83点(5点満点)
  • レビュー件数:76件

※2022年7月調べ

平均評価は3.83点で、世間の評価はまぁまぁ

正直「評価もっと高くてもいいのでは?」と思いました。年々ユーザーの意見が厳しくなってきている気がします。。

他ライバル製品と比較するとこんな感じ↓↓

機種平均評価
Bose Noise Cancelling Headphones 7004.37
WH-1000XM44.30
AirPods Max3.94
WH-1000XM53.83
Sennheiser MOMENTUM 4 Wireless3.80
主なライバル製品との比較(評価高い順)

ここでは、「悪い評価の口コミ」と「良い評価の口コミ」をいつくか取り上げ、内容を整理していきます。

悪い評価の口コミ

まずは悪い評価の口コミから。

タイトル:改悪
評価:★☆☆☆☆

wh-1000xm4と比べて、頭の側面や上部にかかる圧力が増して長時間つけられなくなった
低音が不必要に響くようになった。
デザインがかっこ悪くなった

リオン

装着感がイマイチとの事です

タイトル:残念な商品iM5は期待外れ。
評価:★☆☆☆☆

期待をして購入をしたが、音質はM4のほうが低音から高音まで迫力があった
サウンドドライバーが4センチから今回3センチに小さくなったのが音の迫力不足に感じたのかも。
外音コントロール、ノイズキャンセリングもM4と効果の違いを感じなかった
M5は手放してしまった。

リオン

音質は前作の方が良かったとの事です

タイトル:歴代モデルからの買い替えです。
評価:★★☆☆☆

【デザイン】見た目若干安っぽくなってしまった。如何にもCADで設計しましたという味気なさ。
【高音の音質】かなりパワーアップされてると感じます。
【低音の音質】高音が良くなった分比較して今一つ。エージングで一皮剥ければ幸いです。
【フィット感】ヘッドバンドが丸くなり頭の頂点に当たって痛い。耳当てがスリムになったのか耳がはみ出て直ぐに痛くなる。クッション材も前モデルの方が良かった。兎に角痛い。
【外音遮断性】問題なく遮断できている。がノイキャン性能はもうこれ以上アップしないように思われる。
【音漏れ防止】問題ないと思う。
【携帯性】常時着用しているので気にならない。が何故か首に掛けるとイヤーカップが表を向き相手のツバが入らないか気になる。
【総評】これといった買い替えのメリットが見出だせずにいる。購入して1週間程度1日6時間程度聴いているが耳と頭の頂部が痛いというデメリットであまり楽しめずにいるし。前モデルが値崩れすると思うのでそちらをオススメします。この価格でこれだけマイナス要素あると満足できない可能性が大きいでしょう。

リオン

装着感がイマイチなようですね。
首にかけた時にパッドが外を向くようです

タイトル:音質に不満が残る
評価:★★☆☆☆

【デザイン】前作はヘッドホンとして正統派のデザインだったがのっぺりしていて安っぽさがあった。それと比べると本作ものっぺりさは継承しているものの、デザインがモダンな感じで一貫性が感じられる。お洒落になっていて普段使いしやすい。
【高音の音質】解像度が高くなく引っ込んでいる。音質自体は悪くはないが前作よりも更にマイルドになっていて眠たいサウンド。薄い膜を通したようなサウンドは昔のソニーを彷彿とさせる。
【低音の音質】低音過多でボヤ付きが感じられる。タダでさえ少なめの中高音を低音がマスクしていてボーカルの存在感も薄れてしまっている。全体的に前作の方がクオリティーが高く、サウンドバランスも好みだった。今後のエージングに期待してみたい。
【フィット感】前作よりも良い。イヤーパッドが吸い付くようにフィットする。
【外音遮断性】ノイズキャンセリング性能としてはハイレベルでしょう。
【携帯性】折りたためなくなった分携帯性は劣るが、WF-1000XM4と使い分けているので特に問題はない。
【総評】音質に不満。それ以外は文句なし。当初の49500円なら音質が値段に合っていない

リオン

低音が強すぎるとの事。
音質が価格に見合ってないようです

良い評価の口コミ

次に良い評価の口コミです。

タイトル:挑戦を続ける製品
評価:★★★★★

【デザイン】ミニマルなデザインが、今風で所有欲を満たします。プラチナシルバーのハウジング部はバンブーファイバーのようなサラサラした素材なので、指紋や傷が付きにくいです。
【高音の音質】刺さるような音は無く、解像度が高いため、個々の音を聴き分ける余裕があります。
【低音の音質】解像度が高く優等生です。イコライザーで調整できますが、ROCK好きな人は先代のほうが好みという方もいるかもしれません。
【フィット感】耳はふんわりと包まれるような感触です。ヘッド部も幅が狭く、当たる部分が少ないです。
【外音遮断性】人の声に対してまで遮断性が上がったのには驚きました。耳栓をするような圧迫感もなく自然です。
【携帯性】先代と比較すると大きくなりました。ケース自体はデザイン性も高く、ヘッド部は厚みがないので実際に手にすると印象が変わりました。
【総評】携帯性は劣化しましたが、音楽を楽しむという意味では全方向で進化した製品だと思います。

リオン

デザインが気に入っているとの事です。
装着感も合っているみたいです。

タイトル:携帯性にこだわらなければWF1000XM4よりコッチです。
評価:★★★★☆

元々ノイキャン製品が好きなのと、先日息子がWH-1000XM4を購入し、その様子を見てたらなんとなく欲しくなったので買いました。この製品はヘッドホンなので、私はPCでの利用がメインになります。主にゲーム、動画視聴、ZOOM会議に使います。Spotifyで音楽は…月に1,2回たまぁに聴く程度です。屋外では…まず使う予定がありません(^^;;
【デザイン】4点
見た目のデザインはWH-1000XM4の方が好みですが、これは主観なのでどうでもいいです。
機能としてのデザインですが、なるべく物理ボタンを減らしデザイン性を重視したのだと思いますが、音量調整くらいはボタンで操作したかったです。
タッチ操作の音量調整は感度は悪くないのですが、一度のスワイプでの調整幅が少なくて何回かスワイプしないといけないので少し面倒です。
【高音の音質】3点
【低音の音質】
スマホやタブレットではアプリによるイコライザー機能であり好みの音質に調整できますが、PCでの利用がメインなので私はイコライザー機能の恩恵は受けられません^^;;
とは言え、このヘッドホンの素の音は嫌いではありません。
【フィット感】4点
私の耳の形状と相性が良いようでスッポリ収まります
締め付け感も適切で3時間程度なら快適に使えます
3時間以上は使ったことがないので分かりません(^^;;
【外音遮断性】4点
ノイキャンがかなり優秀で人の声もかなりカットしてくれます。
家族が何か言ってることには気付けますが、何を言ってるかまでは分からないです。
生活音については消える物と消えない物があります。
エアコン、空気清浄機などの送風音はほぼ無音と言って良いレベルです。
リモコンをフローリング床に落とした時のような音はそのまま聞こえます。
低い音ほど消える印象です。
ノイキャン絡みではMDR-NC300D、WI-1000X、WF-1000XM3・XM4を使ってきました。
家庭内でしか試していませんがノイキャン性能ならイヤホンタイプのWF-1000XM4と同等かと思います。
【音漏れ防止】4点
一応テストのためにiPadPROで75%まで音量を上げてSpotifyを聴いて、家族に音漏れ度合いを確認してもらいました。
その結果3mくらいまでは音が漏れてるようです。
ですが私は75%まで音量を上げて聴くことはまずありません。
ノイキャンがかなり優秀なのでボリュームを上げる必要性が低いです。正直、検証中はうるさくて苦痛でした(^^;;
【携帯性】3点
ヘッドホンに携帯性を求めるのはどうなんでしょう?
確かにWH-1000XM4の方がコンパクトに畳めますが、それだって携帯するには大きいです(^^;;
小さくないと困る人は素直にイヤホンタイプのWF-1000XF4やそれの競合製品を使えば良いと思うのですが…
携帯性の一環としてバッテリーの持ちという事であれば連続で30時間音楽再生という仕様です。
仮に話半分で15時間だとしても充分な稼働時間だと思います。
【総評】4点
評価の基準がノイキャン性能に偏りがちな当製品ですが、音質や装着感・バッテリ持続時間なども考慮すると良い製品だと思います。
私はノイキャンに興味があったので買いましたが、屋外で利用しないならば同じ価格で音質にこだわった製品が世には溢れているのでそちらを購入された方がいいと思います。
屋外で携帯性を犠牲にしてもヘッドホンで音楽や動画視聴を楽しみたいなら購入を検討する価値は充分にあると思います。

リオン

装着感・ノイキャン・電池持ちが高評価です。

タイトル:M4からの圧倒的成長
評価:★★★★★

【総評】買ってよかった。この一言につきます。デザイン性、装着性、音質、NC、そして通話品質、どれをとっても最高でずっと使い続けたいヘッドホンだと思います。デザインの変更でM4とどう変わったのかなと思っていましたが、いまだに音質もNCもここまで成長できるのかと驚かされます。
【デザイン】シンプルで女性にもあわせやすいです。元々ヘッドホンのメカメカしさが苦手で家でしかヘッドホン使ってなかったのですが、オフィス服にもあうし、色もかわいくて外でも愛用しています。こんなヘッドホンを求めてました!デザインだけでも買ってよかったとおもいます
【高音の音質】M4も使っていましたが、M5は音の伸びが全然違います。M4では高音がぷつっと切れる感じがしますが、M5はどんな音もきれずスーッと伸びる感じです。オーケストラ、立体音響コンテンツ、どんなジャンルにも最高です。きいていて疲れない気持ちい音です。
【低音の音質】M4の低音はガツンとした強めの印象でした。今考えると処理された音、M5はよりモニターに近い音に思います。低音も疲れることなく、バランス良い本来の音楽を表現した音です。
【フィット感】最高です!!軽いですし、イヤパがまるで枕みたいな触感で何時間でもつけられます
【外音遮断性】NC性能もM4より格段に高いです。電車などで人の声がしっかりと消されますし、テレワークには必須のヘッドホンです。周りが工事中でも静穏の中集中できます。M4の時はどちらかというと少しNCに圧迫感を感じたのですが、M5はNCに入る時も滑らかで、使っていても圧迫感がないのでずっと使い続けられます。ちなみに通話品質もうるさい中でも全く相手には伝わらないみたいです。
【音漏れ防止】音漏れはどのモデルもしていません
【携帯性】折り畳みはできなくなりましたが、M4の時いつも折り畳んでケースにいれるのがめんどくさかったので個人的には気にならないです

リオン

女性目線でデザインが好印象のようです。
装着感がいいとの事。
ノイキャンも高評価です。

口コミ総括

口コミの内容をまとめます。

悪い口コミまとめ
  • デザインがカッコ悪い
  • 装着感が悪い
  • 音質に不満。低音が強すぎる
  • 値段が高い
良い口コミまとめ
  • デザインが好き
  • 装着感がいい
  • ノイキャンが優秀
  • 電池持ちがいい

デザイン」と「装着感」については賛否両論あって、個人差があるようです。

音質」については、全体的に辛口な評価が多かったです。前作のMX4の方が良かったという声もちらほら。

ノイキャン」については、ほぼ全員が高評価でした。

価格が高い」という声も多く、コストパフォーマンスはイマイチのようです。

折りたためない」件については、意外に皆さん気にならないようです。

WH-1000XM5 ライバル製品との比較

WH-1000XM5と価格帯が近いノイキャン性能がついたヘッドホンでスペックなどを比較します。

ネット上の口コミを参考に各項目でまとめるとこんな感じです。

スクロールできます
商品特徴価格音質ノイキャン外音取り込み装着感電池持ち重量発売日

SONY
WH-1000XM5
ノイキャン
電池持
軽量
外音取り込み
装着感
45,000円低音強め30時間250g2022年
5月

Apple
AirPods Max
音質
外音取り込み
価格
重量
77,535円自然な音質20時間384g2020年
12月
 

Bose
NC 700
デザイン
軽量
アプリ
42,500円マイルド20時間254g2019年
9月

Sennheiser
MOMENTUM3
音質
重量
電池持ち
42,999円解像度が高い 17時間305g2019年
9月
各製品の比較

それぞれにメリット・デメリットがあり、使用用途に応じて選ぶといいと思います。

ノイキャンを重視するなら

SONY WH-1000XM5

外音取り込みを重視するなら

Apple AirPodsMax

デザインを重視するなら

Bose NC Headphones700

音質を重視するなら

Sennheiser MOMENTUM 3

って感じです。

WH-1000XM5 レビューまとめ

以上がWH-1000XM5の使用感レビューでした。まとめます。

ここが良かった!
  • 低音の効いたパワフルな音質
  • ノイキャンが最強
  • 電池持ちがいい
  • アプリのイコライザー設定が豊富
  • タッチ操作が使いやすい
ここがイマイチ。
  • 折りたたみできない
  • 指紋がつきやすい
  • パッド内部のスポンジが耳に当たる
  • 電源ONOFFのボタン長押しが不便
  • 外音取り込みの音量が小さい
WH-1000XM5はこんな人にオススメ!
  • 音質をカスタマイズして楽しみたい人
  • EDMなど低音効いた音楽が好きな人
  • 電池持ちを重視する人
  • 耳が大きくない人
  • 外音取込よりノイキャンをよく使う人
価格

45,0000円 前後

最後までご覧いただきありがとうございました。皆様が理想のヘッドホンに巡り合える事を願っています。

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この記事を書いた人

在宅ワーク歴3年目のリオンです。PC周りのガジェットを紹介しています。

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