llano モバイルバッテリー レビュー | 20,000mAh大容量かつ65W高出力！

「大容量で高出力」llaanoのモバイルバッテリーをレビューします。

ここが良かった！

• 20,000mAhの大容量
• 65Wの高出力
• USB-C、USB-A両方対応
• 2台同時充電可能
• 361gで軽量
• 65W入力で本体の充電も速い
• 電池残量をデジタル表示
• パススルー充電対応

ここがイマイチ。

• 特になし

結論、オススメ。

スマホはもちろん、MacBookなどノートパソコンやタブレットに最適です。

２週間使ってみてわかったメリット・デメリットを詳しくレビューしていきます。

提供： llano

llanoとは

llano（ラノ）は、充電器やドライヤーを専門に取り扱うメーカーです。

販路は主にAmazonで、取り扱う製品は「高品質でありながらコスパに優れている」のが特徴。

ヨーロッパや米国など100か国以上でグローバル展開されています。

購入者のレビュー評価も非常に高く、しっかりとした会社であることがわかります。

国内特許も30件以上あり、その技術力の高さが伺えます。

llano モバイルバッテリー 概要

そんなllanoから2022年11月に20,000mAhのモバイルバッテリーが発売されました。

大きな特徴な3つ。

カラーについては、ブラック・ホワイトの２色から展開されています。

メーカー	llano
容量	20,000mAh
出力ポート （最大W）	USB-C：65W USB-A：18W
入力ポート （最大W）	USB-C：65W
複数台同時充電	○
パススルー充電	○
サイズ	151×65×25 (mm)
重量	361 g
付属品	・説明書 ・USB-C to C ケーブル ・専用ポーチ
カラー	・ブラック ・ホワイト
参考価格	Amazonで確認

llano モバイルバッテリー 開封レビュー

それでは開封して中身を見ていきましょう。

パッケージは日本語表記です。

中身をあけると説明書とバッテリー本体が入っています。

バッテリー本体はサラサラなシートで丁寧に包まれています。

箱の裏側にはUSB-Cケーブルと専用ポーチが入っています。

付属品

続いて付属品の紹介です。

説明書は日本語対応で、操作方法などが丁寧に解説されています。

保証は標準で18ヶ月ついてるので、初期不良の際も安心ですね。

USB-C to C ケーブルも付属して、長さ約1.5mで使い勝手も良さそうです。

専用ポーチはスウェードのようなしっとりとした質感で、とても高級感があります。

バッテリー本体は飛行機にも持込可能なので、出張や旅行に最適です。

デザイン・質感

バッテリー本体のデザインや質感を見ていきます。

ほんのり丸みを帯びたフォルムで、どちらかと言うと可愛らしい印象。

正面にはllanoのブランドロゴが印字されています。

背面には規格などが表記。

側面には物理ボタンとデジタル表示が配置。

上面にはポートが配置。

質感はサラサラしていて、肌触りはとても心地よいです。

物理ボタンはひとつ。

ボタンを押すとデジタルLEDが光り、電池残量を数値で確認できます。

対応ポート

対応ポートはUSB-AとUSB-Cがそれぞれ１つずつ。

対応ポート	出力	入力
USB-A（Out）	18W	–
USB-C（In/Out）	65W	65W

USB-Cポートは出力と入力（バッテリー本体の充電）両用になってます。

サイズ・重量

重量は361gで、かなり軽量。

他社製品と比較すると、その軽さがわかります。

メーカー	モデル	重量
MOVESPEED	YSPBK20-22K	450 g
Cheero	PowerPlus5	425 g
Anker	PowerCore III	422 g
llano	2000mAh 65W	361 g

サイズはiPhone12と同じくらい。

厚みはアップル純正の充電器より少し薄いくらいです。

llano モバイルバッテリー 使用感レビュー

ここからは実際に使ってみての使用感レビューです。

充電速度

充電速度はかなり爆速。

iPhone12とM1 MacBook Airで、バッテリーゼロから充電速度を10分おきに計測してみました。

iPhone12の場合

iPhone12の場合、30分で52％、1時間で84%充電できました。

※USB-C（20W）ポートで計測したデータになります。USB-C（65W）ポートやUSB-A（18W）ポートもほぼ同じ結果になりました。

80%を超えるとiPhone側の仕様で充電速度が緩やかになり、120分でちょうど100%になりました。

MacBookAir（M1）の場合

MacBookAirの場合、30分で43％、1時間で74%充電できました。

※USB-C（65W）ポートで計測したデータです。USB-C（20W）ポートやUSB-A（18W）ポートだともう少し遅くなると思います。

80%を超えるとMacBook側の仕様で充電速度が緩やかになり、120分でちょうど100%になりました。

容量

20,000mAhというだけあって、容量もかなり充実しています。

iPhone12とM1 MacBook Airで、それぞれ何回分フル充電できるか計測してみました。

iPhone12の場合

4.7回分フル充電できました。

海外旅行やキャンプでも、スマホだけなら二泊三日でも十分にまかなえる容量です。

MacBookAir（M1）の場合

1.2回分フル充電できました。

ノートパソコンでも１台丸々フル充電できるのはかなり心強いですね。

メーカー参考値は下のとおりです。

	フル充電回数の目安
iPhone14	3.8 回分
Galaxy S22	2.7 回分
iPad mini 5	2.0 回分

複数台の同時充電

2台のデバイスを同時充電できます。

例えば、USB-Cでノートパソコン、USB-Aでスマートフォンを同時充電するような使い方ができます。

同時充電時の合計出力は65Wで、割り振りは（USB-C：45W、USB-A：15W）になります。

僕の使っているM1 MacBookAirは30Wなので、iPhoneとの同時充電でも十分に余裕がありました。

バッテリー本体の充電

バッテリー本体の充電はUSB-Cで行います。

入力W数は驚異の65W。他社製品だと30W入力が一般的なので、バッテリー本体の充電速度もかなり爆速。

バッテリーゼロの状態から約2時間でフル充電できました。

※llanoの67W充電器を使用しての計測結果です。

パススルー充電にも対応。バッテリー充電中でも、空いたUSB-Aが利用できます。

安物製品はパススルー非対応が多いです。その場合、毎回バッテリー単体で充電しなければならずかなり面倒。結果的に「うっかり充電し忘れた」なんて事も多くなってしまいます。

急ぎの朝や出張前、旅行前のパタパタした時に大活躍してくれると思います。

発熱

発熱はほとんどなく、全く気にならないレベル。

バッテリー本体充電時だけ、少し暖かかくなるくらいでした。

PSEも認証済みなので、安全面でも安心ですね。

llano モバイルバッテリー レビューまとめ

以上が「llano モバイルバッテリー」のレビューでした。まとめます。

ここが良かった！

• 20,000mAhの大容量
• 65Wの高出力
• USB-C、USB-A両方対応
• 2台同時充電可能
• 361gで軽量
• 65Wの高速充電
• 電池残量をデジタル表示
• パススルー充電対応

ここがイマイチ。

• 特になし

これといったデメリットもなく、完成度が非常に高いです。

ノートパソコンやタブレットの普段使いに、または登山やキャンプ、海外旅行など活躍シーンも多いと思います。

同時充電やパススルー充電できるのも嬉しいポイント。

いざという時に安心ですね。