「高品質で低価格」SOUNDPEATSのノイズキャンセリングイヤホン「MIni Pro」をレビューします。
- ここが良かった!
-
- 音質は2万円クラスのクオリティ
- ノイキャンが優秀
- タッチ操作が使いやすい
- 軽量で装着感がいい
- ここがイマイチ。
-
- ワイヤレス充電非対応
- 外音取り込みの音量が小さい
- 価格
-
- 6,500円 前後
結論、オススメ。
個人的に、音質はAirPodsProを超えてると感じました。
全体的に完成度が高く、とてもアンダー1万円とは思えないクオリティです。
2週間使ってみてわかったメリット・デメリットを詳しくレビューしていきます。
VGP2022 SUMMERではコスパ大賞を受賞してます!
提供:SOUNDPEATS
SOUNDPEATSとは
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は2011年に設立された歴史ある音響メーカーです。
ポータブルオーディオ製品、特に完全ワイヤレスイヤホンに強みを持つことで有名。
高性能でありながらコストパフォーマンスに優れ、2020年1月から2021年6月までのオンライン販売は、日本市場だけで約19万台を記録。
今、最も勢いのあるワイヤレスイヤホンメーカーです。
SOUNDPEATS Mini Proスペック概要
そんなSOUNDPEATSから2022年4月に発売された完全ノイズキャンセリングイヤホンが「Mini Pro」です。
【特徴】
- ノイキャン搭載
- 外音取り込み搭載
- ハイレゾ対応
- 防水対応
当モデル「Mini Pro」は、VGP2022 SUMMER でコスパ大賞を受賞してます。
名実ともにコスパ最強のイヤホンです!
SOUNDPEATS Mini Pro開封レビュー
外箱は高級感のあるデザイン。
中身を開けるとこんな感じ。
Proシリーズというだけあって、パッケージですでに好印象です。
アップル製品に似たような開封時のワクワク感があります!
付属品
- 説明書
- USB-A to C ケーブル
- イヤーチップ
- 本体
- ・説明書
-
日本語を含む7ヶ国語に対応。操作方法が記載されてます。
- ・USB-A to C ケーブル
-
長さは約25cmと短め。
- ・イヤーチップ(S、M、L)
-
イヤーチップのサイズは(S/M/L)の3種類。Mサイズは本体に装着されています。
- ・本体
-
第一印象は「軽っ」でした。
安心の18ヶ月長期保証付き!
デザイン・質感
ケースは全体的に丸みを帯びて可愛らしい印象です。
うっすらグレーラインが入ったシンプルなデザインです。
表にはSOUNDPEATSのブランドロゴがさりげなく印字
ランプの色は3色で変化し、バッテリー残量が確認できます。
質感はサラサラしたマット調で、肌触りはめっちゃいいです。
裏には充電用のUSB-Cが配置。
ただこちらの配置が悪く、充電中安定しないのがデメリット。
下の様に、少々不恰好な感じになってしまいます。
ワイヤレス充電には非対応となっています。
ケース開閉はストッパーがかかり、パチっと閉まるタイプです。
安っぽさがなく、高級感が感じられます!
イヤホンは磁力でピタッと収納するタイプ。誤って落下するようなことがなく安心ですね。
イヤホンにはサウンドピーツのロゴデザインが印字されています。
完全タッチセンサー対応で、物理ボタンは搭載していません。
形状は真ん中がくびれた独特な感じ。
サイズ・重量
ケース込みの重量は37.5gと、非常に軽量。
実際に手に持つと、かなり軽く感じます!
イヤホン本体は片耳で4.9g。こちらもかなり軽量。
ケースのサイズはAirPodsProと同じくらい。
厚みはAirPodsProより3mmほど大きいです。
形状がたまごの様に丸いため、実物は規格値よりコンパクトに感じると思います。
接続方法
接続は超簡単。
1.イヤホンをケースから取り出す。
2.接続したいデバイスでBluetooth画面を開く
3.「SOUNDPEATS Mini Pro」を選択
これで接続は完了です。
一度接続してしまえば、次回以降は自動でペアリングします。
SOUNDPEATS Mini Pro使用感レビュー
ここからは、実際に2週間使ってみての使用感レビューです。
音質
音質は低音が効いて、かなりパワフルな印象です。
最初聞いた時、あまりの低音の強さに驚きました!
正直、音楽鑑賞に限って言えばAirPodsProより高音質だと感じました。
AirPodsProは良くも悪くも「普通」なんですよね。それは、通話や動画視聴など様々な利用シーンを想定してのことだと思います。
一方、SOUNDPEATS Mini Proは音楽鑑賞に全振りしたイヤホンだと言えます。
低音の力強さ〜高音域の広がりまでしっかりカバーしていて、純粋に、音楽を聴いてて楽しいと感じるはずです。
装着感
装着感は抜群です。
片耳4.9gと軽量なので、ランニングなど運動中でも快適に利用できます。
サイズもコンパクトなので、フィット感も抜群。
IPX5の防水にも対応しているので、とっさの雨とかでも安心ですね。
ノイキャン
ノイキャン性能はかなり優秀。
喫茶店で使ってみたのですが、周りのガチャガチャした騒音が見事にかき消されました。
ノイキャンに良くある耳鳴りみたいな症状も特になく快適に使えました。
この値段にしてはノイキャンはかなり優秀だと思います。
外音取り込み
外音取り込みは正直、イマイチでした。
取り込む外音の音質はいいのですが、音量が小さくて、必然的に流している音楽も小さくする必要がありました。
普段使っているAirPodsProと取り込む音量を比べると、体感で半分程度です。
とはいえ、この価格帯で外音取り込み機能が搭載していること自体が凄いです。
マイク性能
マイクの通話音質は特に悪くもなく、必要十分な音質です。
少なくとも、通話に支障がでるようなことは無かったので、十分な性能だと思います。
タッチ操作
タッチ操作はかなり優秀。
「曲戻り」を除く、ほぼ全ての操作が可能です。
左 | 右 | |
1回タップ | 音量下げる | 音量上げる |
2回タップ | 曲の再生中・停止 (通話受信/切る) | 曲の再生・停止 (電話受信/切る) |
3回タップ | ゲームモードに変更 | 音声アシスタント起動 |
1.5秒長押し | ノイキャン/外音取込 /オフ切替 (着信拒否) | 次の曲へ (着信拒否) |
2秒長押し | (通話切替) | (通話切替) |
個人的に気に入っているのが「音量の調整」。AirPodsPro(第1世代)だとそれができないんですよね。
感度も非常に良く、タッチミスはほとんどありません。
ちなみにタッチ操作が苦手という人は、物理ボタン搭載モデルのSONICもオススメです。
電池持ち
1日2時間程度の日常使いでちょうど1週間持ちました。(ケース込み)
イヤホン単体だと半日持つといった感じです。間で1時間ほど充電時間を挟むと丸1日の利用が可能です。
ノイキャンオフ | ノイキャンオン | |
イヤホン単体 | 7時間 | 5時間 |
ケース込み | 25時間 | 21時間 |
日常使いでは十分なクオリティと言えます。
Bluetooth接続
Bluetooth対応コーデックはaptX-Adaptive、aptX、AAC、SBCの4種類。
aptX-Adaptiveはなんとハイレゾにも対応!
iPhoneはAACコーデックになります。
接続は安定していて、途中で途切れたことはありませんでした。
マルチポイントには非対応です。
例えば、iPhoneからMacBookに接続を切り替えたい時、一度iPhoneの接続を解除する必要があります!
その他、SOUNDPEATS Mini Proにはゲームモードといって遅延を抑える機能も搭載しています。
実際試したところ、遅延が体感で半分程度に軽減されました。
その他、便利機能としてモノラル再生があります。
SOUNDPEATS Mini Proはモノラル対応なので、片耳装着時でも本来の音源を楽しむことができます。
アプリ連携
専用アプリでイコライザーの設定が可能です。
低音や高音、重低音など、イコライザーを好みにカスタマイズできるようです。
実際にアプリをインストールしてみたのですが、イヤホンとのペアリングうまくいかず、使用感は確認できてません。
現段階ではまだ改良途中かなといった印象でした。
SOUNDPEATS Mini Proネットの口コミ
TwitterでSOUNDPEATS Mini Proの口コミを調べてみましたが、皆さんかなり好印象のようです。
SOUNDPEATS Mini Pro他モデルと比較
SOUNDPEATSの他人気モデルとスペックや価格を比較していきます。
Mini シリーズと比較
Mini | Mini Pro | |
---|---|---|
参考価格 | 4,580円 | 6,680円 |
発売日 | 2021年8月 | 2022年4月 |
ドライバー | 6.1mm | 10mm |
ノイキャン | × | ○ |
外音取り込み | × | ○ |
マイク通話 | ○ | ○ |
ゲームモード | × | ○ |
防水規格 | IPX5 | IPX5 |
対応コーデック | ・AAC ・SBC | ・aptX-Adaptive ・aptX ・AAC ・SBC |
電池持ち (イヤホン単体) | 最大5時間 | 最大7時間 |
(ケース込み) | 最大20時間 | 最大25時間 |
詳細 | Amazonで チェックする | Amazonで チェックする |
価格差は約2,000円ですが、スペックを考えるとMiniProがオススメです。
Pro シリーズと比較
Air3 Pro | Mini Pro | |
---|---|---|
参考価格 | 6,680円 | 6,680円 |
発売日 | 2020年10月 | 2022年4月 |
ドライバー | 12mm | 10mm |
ノイキャン | ○ | ○ |
外音取り込み | ○ | ○ |
マイク通話 | ○ | ○ |
ゲームモード | ○ | ○ |
防水規格 | IPX4 | IPX5 |
対応コーデック | ・aptX-Adaptive ・aptX ・AAC ・SBC | ・aptX-Adaptive ・aptX ・AAC ・SBC |
電池持ち (イヤホン単体) | 最大6時間 | 最大7時間 |
(ケース込み) | 最大24時間 | 最大25時間 |
詳細 | Amazonで チェックする | Amazonで チェックする |
基本的にスペックはほぼ一緒。
ドライバー口径はAir3 Proが少しだけ大きいが、音質面でそこまで影響するほどではないかと。
なので、デザインの好みで選べばOKだと思います。
SOUNDPEATS Mini Proレビューまとめ
以上が「SOUNDPEATS Mini Pro」のレビューでした。まとめます。
- ここが良かった!
-
- 音質が2万円クラスのクオリティ
- ノイキャンが優秀
- タッチ操作が使いやすい
- 軽量で装着感がいい
- ここがイマイチ。
-
- 外音取り込みは微妙
- ワイヤレス充電非対応
- 価格
-
- 6,500円 前後
アンダー1万円でこのクオリティは、正直かなりコストパフォーマンス高いです。
こと音質に限ってはAirPodsProを超えており、音楽鑑賞を楽しみたい人にオススメです。
ハイレゾにも対応しているので、Androidユーザーには特にオススメ。
個人的にかなり気に入っていて、今後も長く愛用していくと思います。
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